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サウナマットを買うとき、多くの人が見るのは「洗えるか」「持ち運べるか」あたりだと思います。
私もそう思っていました。
ですが、テントサウナで実際に使ってみて、先に見るべきものが別にあると分かりました。
熱に耐えるかどうかです。
うちで使っている折りたたみのマットは、熱でヘタって、反ってしまいました。
平らなベンチに置いても、両端が浮いた状態です。
この記事では、阿蘇でテントサウナと川の水風呂をやっている私が、自分の店のマットがどうなったかと、そこから分かった選び方をお伝えします。
屋内のサウナで使うのか、屋外で使うのかで、選ぶものが変わります。
阿蘇の森で、ととのう。
MIKI TAO SAUNAは、熊本・阿蘇の自然のなかで楽しむ完全貸切のアウトドアサウナ。川のせせらぎと森の外気浴で、五感からととのう体験を。
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結論:屋外で使うなら「水を吸わない」と「熱に耐える」の両方が要ります
先にお伝えします。
サウナマットを屋外で使うなら、見るところは2つです。
1つめは、水を吸わないこと。
2つめは、熱に耐えること。
屋内のサウナだけで使うなら、ここまで気にしなくて大丈夫です。
タオル地のもので十分に役目を果たします。
問題は、この2つを同時に満たそうとすると、選択肢が急に狭くなることです。
そのあたりを、うちの失敗から順に書きます。
うちのマットは、熱で反ってしまいました
まず、自分の店のことを正直に書きます。
うちがお貸ししているのは、緑の折りたたみ式のマットです。
キャンプで使うような、スポンジ状の素材でできたものです。
そして、これを選んだ理由は「たまたま」です。
ほかにどんなものがあるかを知らないまま買いました。
比較検討した結果ではないので、そこは正直にお伝えしておきます。
使ってみて分かったのが、次のことです。
ヘタリが激しく、熱で反ってきます。
反り方は、記事の最初に置いた写真のとおりです。
平らなベンチの上に置いても、両端が浮いています。
折りたたみ式なので折り目はもともと付いていますが、そことは別に、板全体が反っている状態です。
原因は、たぶん温度です。
うちのテントサウナは、80〜110℃で使っています。
スポンジ状の樹脂の素材にとっては、かなり厳しい温度だと思います。
使ったあとは干していますが、それでヘタリが止まるわけではありません。
ここは私の見立てで、温度を測って原因を特定したわけではありません。
どのくらいでこうなるかは、使う頻度によります
先に断っておきたいことがあります。
「何か月もつか」は、はっきりお伝えできません。
うちは営業日に1日3枠まで動かしていて、そのたびにマットを使います。
ご家庭で月に数回サウナに行く方と比べれば、傷み方が違って当然です。
同じマットでも、使う頻度によって全然もちが変わるということです。
なので、この記事でお伝えできるのは期間ではなく、「熱で反るという壊れ方をする」という事実のほうです。
なぜ屋内向けの基準で選ぶと外れるのか
サウナマットとして売られているものの多くは、屋内のサウナを前提にしています。
そこには、はっきりした理由があります。
屋内のサウナマットは、共用のベンチに座るための道具です。
前の人が座ったところに、そのまま座らなくて済むようにする。
つまり、主な目的は衛生です。
ところが、うちの条件は3つとも違います。
1つめ。完全貸切なので、他のお客さまとベンチを共有しません。
衛生を理由にマットを使う必然性が、そもそも薄いということです。
貸切であることで何が変わるかは、貸切サウナとはにまとめています。
2つめ。うちのベンチは木で、素肌で直接座れます。

金属を使っていないので、熱くて座れないということがありません。
「マットがないと熱くて座れない」という理由も、うちには当てはまらないわけです。
3つめ。お客さまは川から戻って、濡れた体のまま座られます。
ここがいちばん大きい違いだと思っています。
屋内のサウナなら、水風呂を出て体を拭いてから座ります。
うちは川から階段を20段上がってくるので、拭かずにそのまま座ることになります。
タオル地のマットだと、ここでびしょ濡れになります。
うちの過ごし方そのものは、アウトドアサウナの入り方に書いています。
つまり、うちに要るのは「衛生のためのマット」ではなく、「濡れても平気で、熱にも負けないマット」です。
そう考えると、たまたま選んだ折りたたみのマットは、濡れることには合っていて、熱には負けていたということになります。
素材で3つに分かれます
売られているものを見ていくと、大きく3つに分かれます。
タオル地
いちばん多いタイプです。
綿なので熱で変形しません。
洗濯機で洗えるものが多く、扱いは楽です。
弱点は、水を吸うことです。
汗を吸わせるための道具なので当然なのですが、濡れた体で座ると、そのまま吸います。
屋内のサウナで使うなら、これで問題ありません。
折りたたみのフォーム(うちのタイプ)
キャンプ用の座布団に近いものです。
水を吸わず、軽く、安いのが利点です。
そして弱点が、この記事の主題です。
熱でヘタり、反ります。
安いので買い替える前提なら選択肢に入りますが、高い温度で長く使うつもりなら向きません。
ウェットスーツ素材
ウェットスーツと同じ素材(SBRなど)を使ったタイプです。
水を吸わないうえに、断熱をうたっているものがあります。
理屈のうえでは、うちの条件にいちばん近いのはこれだと思っています。
ただし、うちではまだ試していません。
商品を3つ挙げます
素材ごとに1つずつ挙げます。
価格と評価は2026年9月2日に確認した時点のものです。
変わることがあるので、購入前にご確認ください。
屋内のサウナで使うなら:OZ UOMO サウナマット 大判
タオル生地の大判タイプです。
約70×140cmあるので、お尻だけでなく体の下に敷けます。
洗えるので、屋内のサウナに持ち込む1枚としては扱いやすいと思います。
評価は5つ星のうち4.5、レビューは85件、価格は約2,945円です(2026年9月2日時点)。
安さと軽さを取るなら:Maison Sauna 折りたたみサウナマット
うちで使っているものに近い、折りたたみのタイプです。
軽くて、水で流すだけで手入れが済みます。
ただし、この記事で書いたとおり、高温で長く使うとヘタります。
屋内で使うか、消耗品と割り切って買い替えるなら、価格の分だけ気楽に使えます。
うちも、近いタイプのものを消耗品として使い切る形にしています。
評価は5つ星のうち4.1、レビューは156件、価格は約1,512円です(2026年9月2日時点)。
Maison Sauna 折りたたみサウナマット をAmazonで見る
濡れた体で座るなら:Wander Forest ウェットスーツ素材のサウナマット
ウェットスーツと同じSBRという素材を使った、薄型のマットです。
商品の説明では、汗が中まで浸透しないことと、断熱効果が挙げられています。
「水を吸わない」と「熱を通しにくい」の両方に触れている点で、この記事で書いた2つの条件に近いものです。
評価は5つ星のうち4.2、レビューは118件、価格は約2,640円です(2026年9月2日時点)。
繰り返しになりますが、これはうちで試した結果ではありません。
商品の表示から見て条件に近い、というところまでです。
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阿蘇の森で、ととのう。
MIKI TAO SAUNAは、熊本・阿蘇の自然のなかで楽しむ完全貸切のアウトドアサウナ。川のせせらぎと森の外気浴で、五感からととのう体験を。
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素材の答えはまだ出せていません。うちは消耗品として使い切っています
きれいにまとめないでおきます。
この記事で私が実際に確かめたのは、「折りたたみのフォームは、テントサウナの温度で使うと反る」という1点だけです。
では何なら耐えるのか。そこはまだ試していません。
ウェットスーツ素材が良さそうだと書きましたが、それは商品の表示を見ての判断で、自分で使って確かめたわけではありません。
そのうえで、うちが実際にどうしているかを書きます。
素材を変えるのではなく、同じマットを消耗品として使い切る形にしています。
同じものを在庫してあって、へたってきたら新しいものに交換します。
理由は、安いからです。
1枚の値段が高くないので、耐える素材を探して長く使うより、傷んだら替えてしまうほうが早いという判断です。
うちは営業日に1日3枠まで動かすので、どのみち傷みます。
なので「何か月もつか」ではなく、「へたったら替える」で回しています。
これは、いちばんいい素材を見つけたという話ではありません。
反るという弱点を承知のうえで、値段と手間で折り合いをつけている、というだけの話です。
別の素材を試すかどうかは、まだ決めていません。
もし切り替えることがあれば、どんな使い方でどうなったかまで、この記事に書き足します。
よくある質問
ミキタオに行くのに、サウナマットは必要ですか
必要ありません。
サウナマット・フェイスタオル・サンダルの3点は、料金に含まれています。
サンダルのほうは、サウナサンダルは必要?に、川に入るときに滑る話と一緒に書いています。
持ち物の全体はサウナの持ち物リスト(アウトドアサウナ編)にまとめています。
マットがないと、ベンチは熱くて座れませんか
座れます。
うちのテントサウナのベンチは、座る部分が木でできています。
80〜110℃で使っていますが、素肌で直接座っていただけます。
金属が使われていると、こうはいきません。
テントサウナの中に置くベンチの選び方は、サウナチェアおすすめ8選の後半で触れています。
サウナマットとサウナタオルは違うものですか
厳密な決まりはありません。
一般に、サウナマットは座るところに敷くもの、サウナタオルは体を拭いたり巻いたりするものとして売られています。
ただし大判のサウナマットは、タオルとほとんど同じ形をしています。
濡れた体のまま座っても大丈夫ですか
うちでは、それが普通の状態です。
川から階段を20段上がってくるあいだに体を拭かないので、濡れたまま座られます。
だからこそ、水を吸わない素材が向いています。
マットはどのくらいで買い替えるものですか
使う頻度によります。
うちは営業日に1日3枠まで動かしているので、ご家庭で月に数回使うのとは傷み方が違います。
期間の目安をお伝えできるほどの記録が取れていないので、そこは書きません。
うちでは期間を決めず、へたってきたら交換するという運用にしています。
同じものを在庫してあるので、傷んだら差し替えるだけです。
言えるのは、折りたたみのフォームは高い温度で使うと反る、という壊れ方のほうです。
使ったあとの手入れはどうしていますか
うちでは、使ったあとに干しています。
それでもヘタリは進みます。
こんな人に、ミキタオでのんびりととのってほしい
道具の話を長々と書きましたが、うちに来られる方は、マットを買う必要はありません。
料金に含まれているものをそのまま使っていただければ大丈夫です。
この記事を書いたのは、自分でテントサウナをやる方や、いろいろな施設に通っている方に向けてです。
私自身、どんな種類があるかを知らないまま買って、実際に反らせています。
同じことを繰り返す人が減ればいいと思って、実際に起きたことをそのまま書きました。
うちに来られる方は、手ぶらに近い形で、川と森の時間だけ持って帰っていただけたらと思います。
阿蘇でテントサウナと川の水風呂を体験してみたい方は、ミキタオサウナの予約ページから空き状況をご確認ください。
阿蘇の森で、ととのう。
MIKI TAO SAUNAは、熊本・阿蘇の自然のなかで楽しむ完全貸切のアウトドアサウナ。川のせせらぎと森の外気浴で、五感からととのう体験を。
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