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「サウナでアロマを使ってみたいけど、どれを買えばいいのか分からない」
検索すると、フィンランド製のもの、日本製のもの、精油、アロマ水と種類がバラバラに出てきます。
値段も500円から5,000円まで開きがあって、何が違うのか見当がつかない。
そんな状態でこのページにたどり着いた方が多いのではないでしょうか。
結論からいうと、サウナのアロマオイルは「サウナ専用に作られているか」「薄め方の目安が書いてあるか」「自分が使える場所があるか」の3つで絞ると、まず外しません。
この記事では、その3つを軸に順位をつけたおすすめ10選をお伝えします。
あわせて、阿蘇でテントサウナ×川の水風呂を営んでいる私が、実際に自分の店で使っている3本も包み隠さず出します。
上の写真がそれです。
順位をどうやって決めたかも、先に全部お見せします。
読み終えるころには、自分が買う1本と、それをどこで使うかが決まっているはずです。
阿蘇の森で、ととのう。
MIKI TAO SAUNAは、熊本・阿蘇の自然のなかで楽しむ完全貸切のアウトドアサウナ。川のせせらぎと森の外気浴で、五感からととのう体験を。
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結論:サウナのアロマオイルは3つの条件で選ぶ
サウナ専用であること、薄め方が書いてあること、使える場所が合っていること。
この3つです。
先に答えをお伝えします。
この記事の総合1位は、RENTO(レント)のサウナフレグランス 白樺です。
フィンランドのサウナ専用ブランドで、商品ページに「少量を水で希釈し使用します」と薄め方まで書かれていて、Amazonの評価件数が481件と、この分野では飛び抜けて多い。
つまり「専用・薄め方が明記・実際に選ばれている」の3つを全部満たしている、というのが理由です。
とりあえず失敗したくない方は、これを選んでおけば問題ないと思います。
そのうえで、目的がはっきりしている方には別の選択肢があります。
日本の木の香りが好きな方は3位のヒノキ、公共のサウナに通っていてストーブに何もかけられない方は4位のミストタイプ、まず500円台で試したい方は7位の精油、といった具合です。
買う前に「どこで使うか」を決めてください
ここでひとつだけ、先に伝えておきたいことがあります。
アロマオイルを買う前に、「それをどこで使うか」を決めてください。
日本の公共のサウナや銭湯では、持ち込んだアロマを勝手にサウナストーンにかけることは、基本的にできません。
セルフロウリュができる施設でも、かけていいのは施設が用意した水だけ、というところがほとんどです。
だから買う前に、自分がそれを使える場所を持っているかを確かめてほしいのです。
テントサウナを持っている、自宅にサウナがある、貸切のサウナに行く予定がある。
このどれかに当てはまるなら、アロマは一気に楽しくなります。
当てはまらない方は、ストーンにかけないタイプ(この記事の4位)から始めるのが現実的です。
ちなみに当店では、アロマを3種類ご用意していて、お客さまに選んでいただいています。
その3本が何かと、いちばん選ばれている香りは、記事の後半で正直に書きました。
ここから先は、なぜその順番になるのかを順に説明していきます。
サウナのアロマオイルの選び方|買う前に見る5つ
アロマオイルは、普通の精油をそのまま使うと石を傷めることがあります。
だから買う前に見るところが、雑貨のアロマとは変わります。
専用品かどうか、薄め方の記載、香りの系統など5つを順に説明します。
1. サウナ専用か、成分がはっきりした天然精油か
まず、ここを見てください。
サウナ専用と書かれているものは、熱い石にかけて蒸気にすることを前提に、香りの立ち方や濃度が調整されています。
薄め方の目安も書かれているので、初めての1本としては圧倒的に迷いません。
RENTOやOSMIAのようなフィンランドのブランドは、まさにそのために作られたものです。
ただし、専用品でなければ使えないかというと、そんなことはありません。
正直にお伝えすると、当店で実際に使っているのは、サウナ専用品ではありません。
無印良品のエッセンシャルオイル(ひのき・ラベンダー)と、隣町の小国町でつくられている小国杉のエッセンシャルオイルの3本です。
詳しくは後の章で書きますが、選ぶときに見ているのは「天然の精油100%と明記されているか」「学名や抽出方法まで公開されているか」の2点です。
ここがはっきりしているものなら、専用品でなくても使えます。
逆に避けたほうがいいのは、成分がよく分からないものです。
「アロマオイル」という言葉は、天然の精油にも、合成香料を混ぜた芳香剤にも使われています。
高温にしたときに何が起きるか分からないので、成分表示が曖昧なものは選ばないでください。
まとめると、迷ったらサウナ専用品、こだわりがあるなら成分の明記された天然精油、という順番です。
2. 薄め方の目安が書いてあるか(原液のままかけない)
これは安全の話なので、必ず読んでください。
サウナのアロマオイルは、原液のまま熱い石にかけるものではありません。
必ず水に混ぜてから、その水をかけます。
理由は2つあります。
ひとつは、原液だと香りが強すぎて、目や鼻に刺激が来ることです。
もうひとつは、精油には「引火点」という、火が近づくと燃え出す温度があることです。
エッセンシャルオイルの引火点をまとめた資料によると、フランキンセンスで32℃、パインで38℃、ユーカリで38〜51℃、ラベンダーで75℃といった具合に、種類によって差はあるものの、決して高い温度ではありません。
一方でサウナストーンは、その温度をはるかに超えて熱せられています。
だからメーカー側も、薄めて使うようにと書いているわけです。
実際、RENTOの商品ページには「少量を水で希釈し使用します」「サウナ桶に2-4キャップ分入れます」「柄杓でよくかき混ぜ熱したサウナストーンにかけロウリュを楽しんでください」と書かれています(Amazon商品ページの商品説明より。2026年8月10日確認)。
OSMIAはもっと具体的で、「希釈してご使用ください。キャップ2〜3杯分で水5リットル程度が目安です」と数字まで示しています。
商品を選ぶときは、この「薄め方の目安」が書いてあるかどうかを見てください。
書いてあるものは、作り手が使う場面をちゃんと想定している、という判断材料になります。
3. そもそも自分が使える場所があるか
結論の章でも触れましたが、大事なのでもう一度書きます。
アロマオイルは、買っただけでは使えません。
サウナストーンに水をかけられる環境が要ります。
- テントサウナ・自宅サウナを持っている → 自由に使えます。この記事の1〜3位、8〜10位が向いています
- 貸切・個室のサウナに行く → 施設によっては持ち込みができます。予約時に確認してください
- 公共のサウナ・銭湯に通っている → 持ち込みのロウリュは基本的にできません。4位のミストタイプが現実的です
ここを飛ばして「香りが良さそう」で買うと、使えないまま棚に残ります。
4. 香りの系統(好みなので、順位の基準には入れていません)
香りは好みそのものなので、順位の根拠にはしていません。
ただ、系統だけ知っておくと選びやすくなります。
- 白樺・ヴィヒタ:フィンランドのサウナで最も定番とされる香り。緑と木が混ざった、青っぽい香り
- 森林・松:木の香り。日本人には馴染みやすい系統です
- ヒノキ:日本の木の香り。温泉や木風呂を思い出す方が多いと思います
- 柑橘(シトラス・ベリー):軽くて明るい。夏や、初めての人向き
- ミント・ユーカリ:スーッとした清涼感があると言われる系統。夏に人気があります
- タール・スモーク:フィンランドのスモークサウナに由来する、煙っぽい香り。好みがはっきり分かれます
迷ったら、白樺かヒノキから始めるのが無難だと思います。
ここでひとつ、当店で見えている傾向もお伝えしておきます。
ミキタオサウナではひのき・ラベンダー・小国杉の3種類から選んでいただいていますが、いちばん多く選ばれるのはラベンダーです。
阿蘇の森の中で入るのだから木の香りが選ばれるだろう、と私は思っていたので、これは予想と違いました。
ただし、無料でお出ししているのがラベンダーだから、という事情もあります。
言い換えると、香りに強いこだわりのない方は、嗅ぎ慣れた香りで十分に満足されているということです。
厳密に数えた数字ではなく、日々お出ししている中での実感ですが、選び方の分かれ目はここだと思います。
香りそのものを目当てにするなら木の系統から、そうでなければ自分がふだん好きな香りから選べば大丈夫です。
5. 評価は「星の数」より「件数」を見る
これは、この記事を書くにあたって正直にお伝えしておきたいことです。
サウナアロマは、Amazonのレビュー件数が全体的にとても少ない分野です。
たとえば当ブログで以前まとめたサウナハットおすすめランキング10選では、評価件数が800件を超える商品が複数ありました。
ところがアロマオイルは、2026年8月10日時点で三桁の件数があるのが実質RENTOだけです。
星4.5でもレビューが2件、星5.0でも1件、という商品がずらりと並びます。
件数が少ないうちは、星の数はいくらでも上振れします。
だから私は、この記事の順位を星の数では決めていません。
商品ページで星を見たら、必ずその横のカッコの中の数字も見てください。
この記事の順位の付け方(先に公開します)
順位の根拠がはっきりしない「おすすめランキング」は信用できないと思うので、先に基準をお見せします。
この記事では、次の4つを見て順番を決めました。
- サウナ専用として作られているか:熱い石にかけることを前提に作られたものかどうか。買ってすぐ迷わず使えるという意味で、いちばん重く見ました(専用品でなくても使えることは、前の章に書いたとおりです)
- 薄め方の目安が示されているか:安全に使えるか。数字で書いてあるものを高く評価しています
- 実際に選ばれている度合い:Amazonの評価と評価件数(2026年8月10日時点)。ただし前章のとおり、この分野は件数が少ないので参考程度に留めました
- 試しやすさ:価格と容量。1本目として手を出しやすいかどうか
香りの系統は好みで選ぶものなので、順位の基準にはあえて入れていません。
正直にお伝えしておくと、私がこの10点すべてを使い比べたわけではありません。
順位は、上の4つの基準と、公開されているデータをもとに付けています。
「私が実際に体験して分かったこと」と「調べて分かったこと」は、記事の中で分けて書くようにしました。
なお、この記事にはAmazonアソシエイトのリンクを含みます。
リンク経由で購入された場合、当サイトに紹介料が入ります。
紹介料の有無で順位や評価を変えることはしていません。
価格や在庫は変動するため、最新の価格は各商品ページでご確認ください。
サウナアロマオイルおすすめ10選【2026年8月10日時点】
まず一覧で比べられるようにしました。
| 順位 | 商品 | タイプ | 香り | 評価(件数) | 価格帯 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | RENTO サウナフレグランス 白樺 | 希釈して使う | 白樺 | 4.1(481件) | 1,900円前後 |
| 2位 | RENTO サウナフレグランス ベリー | 希釈して使う | ベリー | 4.2(154件) | 1,900円前後 |
| 3位 | ロウリュ用アロマウォーター ヒノキ | 希釈して使う | ヒノキ | 4.5(11件) | 1,600円台 |
| 4位 | Ladle Mark ハイロマ サウナミスト | 布に吹きかける | 白樺 | 4.2(34件) | 2,000円前後 |
| 5位 | RENTO サウナフレグランス ユーカリ | 希釈して使う | ユーカリ | 4.0(98件) | 1,900円台 |
| 6位 | OSMIA サウナアロマ ヴィヒタ | 希釈して使う | ヴィヒタ | 4.5(2件) | 3,000円前後 |
| 7位 | NAGOMI AROMA 吉野ひのき 5ml | 精油(要希釈) | ヒノキ | 4.6(13件) | 500円台 |
| 8位 | RENTO サウナフレグランス 森林 | 希釈して使う | 森林 | 4.1(24件) | 1,900円前後 |
| 9位 | サウナフレグランス 8種アソートセット | 精油(要希釈) | 8種 | 4.4(3件) | 2,000円前後 |
| 10位 | ケミトロン サウナアロマ ブラックフォレスト | 原液(要希釈) | 樹木系 | 4.8(8件) | 5,000円台 |
1位:RENTO サウナフレグランス 白樺 400ml
4つの基準すべてで穴がない、という理由で1位にしました。
RENTOはフィンランドのサウナ専用ブランドで、ヘルシンキの高級デパートでも扱われていると商品ページに書かれています。
400mlという容量があり、薄めて使うので1本でかなりの回数もちます。
そして商品説明に「少量を水で希釈し使用します」「サウナ桶に2-4キャップ分入れます」と、使い方が具体的に書かれています。
Amazonの評価件数は481件で、今回調べた中で圧倒的にいちばん多い数字です。
この分野で三桁のレビューが付いていること自体が、それだけ多くの人が実際に買って使っている証拠だと思っています。
香りは白樺。
フィンランドのサウナで束にして使う「ヴィヒタ」の香りに近い系統で、サウナらしさという点では本命です。
こんな人に:どれにするか決めきれない方/最初の1本で失敗したくない方/テントサウナや自宅サウナを持っている方
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2位:RENTO サウナフレグランス ベリー 400ml
初めての1本を、無難な香りから入りたい方に向いています。
同じRENTOのシリーズで、評価件数は154件と白樺に次ぐ多さです。
ベリーの香りは甘さがありつつ軽いので、木の香りが得意でない方や、家族・友人と一緒に入る場面でも使いやすい系統です。
総合1位にしなかったのは、サウナらしさという点で白樺のほうが本筋だと考えたからです。
香りの好みが「甘め・軽め」に寄っている方なら、こちらを1位として選んでいただいて構いません。
こんな人に:木や煙の香りが苦手な方/複数人で使う方/贈り物にしたい方
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3位:ロウリュ用アロマウォーター ヒノキ 500ml
薄め方がいちばん親切に書かれている、という理由でこの位置にしました。
商品ページに「水10Lに対して15ml(キャップ1杯約5mm)をご使用ください」と、数字で明記されています。
これは初めてアロマを使う方にとって、かなり大きな安心材料です。
日本製で、香りは国産のサウナや温泉で馴染みのあるヒノキ。
500mlで1,600円台と、容量あたりの価格も手を出しやすい範囲に収まっています。
評価件数が11件とまだ少ないため3位にしましたが、「初めての1本」という観点だけで言えば、1位のRENTOと迷う商品です。
なお2026年8月10日時点で在庫が残り14点と表示されていました。
品切れの可能性があるので、購入前に在庫をご確認ください。
こんな人に:分量で失敗したくない方/日本の木の香りが好きな方/初めてアロマを使う方
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4位:Ladle Mark ハイロマ サウナミスト 20ml
公共のサウナに通っている方は、ここを見てください。
これはサウナストーンにかけるタイプではありません。
サウナハットやタオルに数プッシュ吹きかけて、自分の周りだけ香らせる使い方の商品です。
つまり、施設の設備には一切触れずに香りを楽しめます。
持ち込みのロウリュができない銭湯やスーパー銭湯でも、周りに迷惑をかけずに使えるのが、この商品のいちばんの価値です。
20mlと小さいので、サウナバッグに入れっぱなしにできます。
評価件数34件は、ミストタイプとしてはこの分野では多いほうです。
順位を4位にしたのは、ロウリュそのものを楽しみたい方の答えにはならないからで、商品の質が低いという意味ではありません。
こんな人に:公共のサウナがメインの方/ストーンにかけられる場所を持っていない方/持ち歩きたい方
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5位:RENTO サウナフレグランス ユーカリ 400ml
夏に使うなら、この系統です。
ユーカリはスーッとした清涼感があると言われる香りで、汗をかいたあとの蒸気に混ぜると印象が変わります。
RENTOのシリーズなので、薄めて使う点や容量は1位・2位と同じです。
評価件数は98件で、こちらも実績は十分にあります。
星が4.0とシリーズの中ではやや控えめなので、この位置にしました。
香りの好き嫌いがはっきり出る系統なので、そこは差し引いて見てください。
こんな人に:夏に使う方/清涼感のある香りが好きな方/鼻が詰まりやすい方
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6位:OSMIA サウナアロマ ヴィヒタ 50ml
本場のヴィヒタの香りを、そのまま求める方に向いています。
OSMIAはフィンランドのブランドで、この商品も原産国がフィンランドと明記されています。
商品ページには「希釈してご使用ください。キャップ2〜3杯分で水5リットル程度が目安です」と、分量が数字で書かれています。
50mlと小さいぶん、香りは濃いタイプです。
順位を6位にした理由は2つあります。
ひとつは、Amazonの評価件数が2件しかなく、判断材料がほとんどないこと。
もうひとつは、50mlで3,000円前後と、容量あたりの価格が上がることです。
商品として劣るという意味ではありません。
フィンランドのサウナで嗅いだあの香りを探している方には、これがいちばん近いと思います。
こんな人に:本場フィンランドの香りにこだわる方/小さいボトルで持ち運びたい方
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7位:NAGOMI AROMA 吉野ひのき 5ml
まず500円台で試してみたい方の、いちばんの入口です。
これはサウナ専用ではなく、一般的な精油(エッセンシャルオイル)です。
日本の吉野産ヒノキの木部から水蒸気蒸留法で抽出されたもので、AEAJ(日本アロマ環境協会)の認定精油と表示されています。
5mlで500円台なので、「香りが合わなかったらどうしよう」という心配がほぼありません。
ただし、サウナ専用ではないぶん、使い方は自分で気をつける必要があります。
桶に張った水にごく少量(数滴)を落とし、よくかき混ぜてから使ってください。
原液のままかけるのは、やめてください。
順位を7位にしたのは、専用品ではないという一点によるものです。
香りそのものの質は、価格からは考えられないくらい良いという評価が付いています(星4.6・13件)。
こんな人に:まず安く試したい方/国産のヒノキが好きな方/すでにアロマに慣れている方
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8位:RENTO サウナフレグランス 森林 400ml
白樺よりもう少し、日本の森に近い香りが欲しい方に向いています。
RENTOのシリーズの中では「森林」という名前が付いた香りで、木々の中にいるような系統です。
薄めて使う点や容量は、1位・2位・5位と同じです。
評価件数が24件と、同じシリーズの中では少なめなので、この位置にしました。
阿蘇の森の中で外気浴をする、という当店のスタイルとはいちばん相性がいい香りだろうと考えています。
ただしこれは私の見立てで、実際に測って比べた話ではありません。
こんな人に:森や木の香りが好きな方/白樺を使ってみて、もう少し落ち着いた香りが欲しくなった方
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9位:サウナフレグランス 8種アソートセット(10ml×8本)
香りを決めきれない方には、この選び方があります。
バニラ、ラベンダー、レモン、オレンジ、ローズマリー、オーシャン、サンダルウッド、ローズの8種類が10mlずつ入ったセットです。
商品ページには「100%植物由来天然精油」「水を汲んだひしゃくに数滴垂らしてサウナストーンにゆっくり注ぐだけ」と書かれています。
2,000円前後で8種類試せるので、1本あたり250円ほどの計算になります。
まずいろいろ試して、気に入った系統が分かったら大きいボトルを買う。
そういう進め方をするなら、ここが起点になります。
順位を9位にしたのは、評価件数が3件しかなく、判断材料が乏しいためです。
また香りの構成が、サウナ専用というより一般的なアロマ寄りである点も差し引きました。
こんな人に:どの香りが好きか分からない方/人を招いて日によって変えたい方/贈り物にしたい方
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10位:ケミトロン サウナアロマ ブラックフォレスト 200ml
道具にお金をかけてもいい、という方向けの1本です。
ケミトロンはドイツのブランドで、日本のサウナ施設のアウフグース(熱波を送るイベント)でも使われている業務用の系統です。
200mlで5,000円台と、この記事の中ではいちばん高い部類に入ります。
商品ページにも「原液」と明記されているので、必ず水で薄めて使ってください。
星4.8と評価は高いのですが、件数が8件と少ないため、この位置にしています。
こんな人に:サウナに通う頻度が高い方/施設で嗅いだあの香りを自宅で再現したい方
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【ランキング外】ミキタオで実際に使っている3本を、正直に出します
ここまで10点を順位づけしてきましたが、当店で実際に使っているのはその中の1本でもありません。
隠すのはフェアではないので、正直に書きます。
この記事のいちばん上に載せた写真が、当店のデッキで撮ったその3本です。
ランキングと混ぜると比較がゆがむので、順位はつけずに紹介します。
無印良品 エッセンシャルオイル ひのき 30mL
1本目は、無印良品のひのきです。
当店で使っているのは30mLのボトルです。
サウナ専用品ではありません。
それでも使っているのは、成分がはっきりしているからです。
無印良品の公式サイトによると、天然成分100%の精油で、学名は Chamaecyparis obtusa、抽出部位は木部、抽出方法は水蒸気蒸留法、原料の産地は日本と明記されています(2026年8月11日確認)。
ここまで公開されていれば、高温で使ううえでも判断がつきます。
香りは、日本のサウナや温泉で嗅ぎ慣れたヒノキそのものです。
阿蘇に来られたお客さまにとっていちばん外れがない香りだろう、という理由でも選んでいます。
なお、この記事の7位に挙げたNAGOMI AROMAの吉野ひのきは、学名も抽出部位も抽出方法も同じ系統の精油です。
500円台から試せるので、同じ路線をもっと安く始めたい方はそちらでも構いません。
無印良品 エッセンシャルオイル ラベンダー 30mL
2本目はラベンダーです。
こちらも30mLのボトルを使っています。
木の香りが続くと重たく感じる方がいるので、その日の気分で選べるようにもう1系統を置いています。
ヒノキとラベンダーという組み合わせは、無印良品自身がシャンプーの香りとして採用しているくらい、相性のいい2つです。
そして正直に書きますが、3本の中でいちばん選ばれているのは、このラベンダーです。
阿蘇の森でテントサウナに入るのだから、木の香りが選ばれるだろう。
そう思って3本を揃えた側としては、これは予想と違いました。
ただ、これを「ラベンダーがいちばん良い香りだから」とは読まないでください。
当店で無料でお出ししているのが、このラベンダーです。
香りにあまりこだわりのない方が、置いてあるものの中から、いちばん想像のつくラベンダーを選ばれている。
見ている限りでは、これがいちばん実態に近いと思います。
これは裏を返せば、香りに強いこだわりがないなら、選び込まなくていいということでもあります。
ラベンダーのように生活の中で嗅ぎ慣れた香りを1本持っておけば、サウナの時間は十分に変わります。
逆に、香りそのものを目当てにされる方には、ヒノキや小国杉のような木の系統のほうが刺さるはずです。
はじめての1本も、同じ分け方で選んでいただいていいと思います。
小国杉エッセンシャルオイル(阿蘇小国杉/小国町森林組合)
3本目が、写真でいちばん大きい緑の瓶です。
100mlのボトルで、小国町森林組合で購入したものです。
これは阿蘇の隣、小国町でつくられている精油です。
小国町森林組合が運営する ASO OGUNI-SUGI LAB が、ブランド樹「阿蘇小国杉」の葉と枝から水蒸気蒸留法で抽出した、100%国産の天然精油です。
公式サイトでは香りを「柑橘系の甘酸っぱい香りが特徴。その奥にウッディで爽やかな森の香りを併せ持ち、すっきりとした体感が得られる」と説明しています。
杉と聞いて身構える方がいるかもしれませんが、実際は柑橘に近い、明るい香りです。
私がこれを置いているのは、香りが良いからというだけではありません。
阿蘇の森でととのった帰りに、その森の木から採った香りを持ち帰れる。
これは、この土地でサウナをやっている意味そのものだと思っています。
小国町は当店から車で行ける距離で、そば街道や鍋ヶ滝がある町です(熊本市内から日帰りで阿蘇サウナ|そば街道と鍋ヶ滝をめぐる1日コースで紹介しています)。
購入は阿蘇小国杉のくらし 公式オンラインショップから可能です(このリンクは紹介料の発生しない、ただのリンクです)。
ただし2026年8月11日時点で、30ml以上の大きいボトルは注文が製造に追いつかず受注停止中で、再開は同年10月ごろの予定と告知されています。
3mlの小箱は購入できる状態でしたので、まず香りを試すならそちらからになります。
当店の100mlは、オンラインではなく小国町森林組合で購入したものです。
在庫の状況は変わるので、大きいボトルが欲しい方は、公式ショップの告知を見るか、森林組合に問い合わせてみてください。
ミキタオでの分量は「桶の水に10滴以上、しっかり目」
いちばん聞かれるであろう分量も書いておきます。
当店では、桶に張った水に10滴以上、しっかり目に入れています。
厳密に量っているわけではありませんが、「数滴」よりは明確に多い量です。
比べる材料も出しておきます。
湘南プライベートサウナが公開しているアロマロウリュの基本レシピでは、300〜500mlのお湯に精油を1〜5滴、とされています。
サウナ桶に3リットルの水を入れるとして単純に換算すると、6〜50滴という幅になります。
当店の「10滴以上」は、その幅の下から真ん中あたりということになります。
多めに入れているのは、屋外のテントは香りが抜けるのが早いからです。
室内のサウナと同じ感覚で入れると、私の感覚では物足りません。
ここは環境によって変わるところなので、屋内のサウナや自宅で使う方は、まず少なめから試してください。
香りは後から足せますが、入れすぎたら減らせません。
なお、ここで書いた滴数はあくまで天然精油の原液を使う場合の話です。
RENTOのようなサウナ専用品は、はじめから薄めて使う前提で作られていて、キャップ何杯という単位になります。
商品ごとの目安は、次の章の表にまとめました。
この3本を、お客さまにも選んでいただいています
当店では、この3本をお客さまに出しています。
このうちラベンダーは、無料でお使いいただけます。
貸切なので、その日の気分で好きな香りを選んでロウリュしていただけます。
ヒノキか、ラベンダーか、小国杉か。
いちばん多く選ばれるのはラベンダーですが、迷われたら3本とも嗅いでから決めていただいて構いません。
同じ2時間でも、選んだ香りで残る記憶がまるで変わります。
阿蘇の森で、ととのう。
MIKI TAO SAUNAは、熊本・阿蘇の自然のなかで楽しむ完全貸切のアウトドアサウナ。川のせせらぎと森の外気浴で、五感からととのう体験を。
完全貸切・2時間制/サウナマット・フェイスタオル・サンダルの貸し出し込み
【ランキング外】オイルではない選択肢も、2つ紹介させてください
ランキングはアロマオイルに絞りましたが、「サウナで香りを楽しむ」という目的なら、他にも道があります。
同じ目的に向かうものなので、順位はつけずに紹介します。
ヴィヒタ(白樺の枝束)そのもの
フィンランドのサウナで使われる、白樺の枝を束ねたものです。
オイルで白樺の香りを再現するのではなく、白樺の枝そのものを使う、という方法です。
北海道の弟子屈町産の白樺を乾燥させた国産のものがあり、商品ページには「お湯に5分ほど浸けてご使用ください。2回から多くて5回ほどご利用いただけます」と書かれています。
サウナ室に吊るしておくだけでも香りますし、お湯に浸けて体を軽く叩く「ウィスキング」という使い方もあります。
香りの持続という点ではオイルに劣りますが、見た目も含めた体験としては、こちらのほうが本場に近いです。
なお2026年8月10日時点で在庫が残り5点と表示されていました。
売り切れやすい商品なので、在庫をご確認ください。
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アロマポッド(石に直接かけない器)
サウナストーンの上に置いて、そこにアロマ水を入れて使う器です。
HUKKA DESIGN のものは、フィンランドのカレリアンソープストーンという天然石で作られています。
石に直接かけないので、香りがゆっくり長く立ちます。
サウナストーブや石を汚したくない方、テントサウナのストーンが少ない方には、こちらの方が扱いやすい場合があります。
5,000円台と安くはないので、アロマを続けると決めてからで十分だと思います。
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アロマオイルの使い方|薄め方と、1回に入れる量
買ったあとで迷わないように、手順をまとめておきます。

写真は、当店で実際にアロマ水をつくっているところです。
やっていることは、これだけです。
1. 桶に水を張る
サウナ用の桶(バケツ)に水を入れます。
温度は水でも湯でも構いません。
前の章に書いたとおり、当店では水道水を使っています。
2. アロマを入れて、よくかき混ぜる
ここが肝心なところです。
分量は商品によって違うので、必ず自分が買ったものの表示に従ってください。
参考までに、この記事で紹介した商品の目安を並べます(すべて2026年8月10日時点の商品ページの記載です)。
| 商品 | 薄め方の目安 |
|---|---|
| RENTO サウナフレグランス | サウナ桶に2〜4キャップ分 |
| OSMIA サウナアロマ | キャップ2〜3杯分で水5リットル程度 |
| ロウリュ用アロマウォーター | 水10Lに対して15ml(キャップ1杯約5mm) |
| 一般的な精油(無印良品など) | 300〜500mlのお湯に1〜5滴(湘南プライベートサウナの基本レシピより) |
| 参考:ミキタオでの分量 | 桶の水に10滴以上(屋外で香りが抜けやすいため多め) |
入れたら、柄杓でしっかりかき混ぜます。
油は水に溶けにくいので、混ぜずにかけると、濃いところだけが石に当たります。
3. 熱した石に、ゆっくりかける
一気にかけず、少しずつ回すようにかけます。
蒸気は思っているより勢いよく上がってくるので、顔を近づけないでください。
4. 使い終わったら桶を洗う
RENTOの商品ページにも「ご使用後はサウナ桶は洗浄してください」と書かれています。
油分が残ると、次に使うときに匂いが混ざります。
やってはいけないこと
- 原液を直接、石にかける(濃すぎて刺激が強く、危険です)
- ボトルをサウナ室に置きっぱなしにする(RENTOの注意書きにも「サウナ室内に長時間置かないでください」「サウナストーブに近づけないでください」とあります)
- 一度に大量にかける(香りが飽和して、かえって不快になります)
なお、ロウリュという言葉そのものの意味や成り立ちについては、サウナの起源とは?フィンランド発祥から日本伝来の歴史で詳しく書いています。
屋外のテントサウナだと、アロマ選びは何が変わるか
ここは、室内のサウナを前提にした記事にはあまり書かれていない部分です。
ミキタオサウナはテントサウナ(80〜110℃)で温まり、水風呂は荻の草川、外気浴は森というスタイルです(仕組みは阿蘇の川サウナとは?で詳しく紹介しています)。
薪ストーブで石を熱しているので、室内の電気ストーブとは条件が変わります。
その前提で、屋外ならではのポイントをお伝えします。
1. 香りが逃げるのが早い
これは毎回感じていることで、この章の中でもいちばん実感に近い話です。
テントは出入り口の開け閉めが多く、換気も抜けやすい作りです。
室内のサウナ室に比べて、一度立てた香りが残る時間は短いと感じます。
そのぶん、こまめに少量ずつかけるほうが合っている、というのが私のやり方です。
ただし、香りの残る時間を計測して比べたわけではありません。
2. 石の量が少ないので、かける量は控えめに
これは写真で見ていただくのがいちばん早いと思います。

うちのストーブに載っている石は、これで全部です。
数えると10数個。
施設の大型ストーブが石を何十キロと積んでいるのに比べると、蓄えている熱の量がまるで違います。
石が蓄えている熱が少ないぶん、水をたくさんかけると温度が下がりやすくなります。
アロマ水も同じで、一度にどっとかけると香りより先に温度が落ちます。
写真の柄杓1杯を、2回か3回に分けてかける。
そのくらいのつもりでちょうどいいです。
3. アロマ水に川の水は使わない
これは川サウナならではの注意です。
アロマオイルの使い方を解説した資料によると、硬水や川の水を使うと、ミネラルや不純物でサウナストーンが目詰まりを起こし、石の寿命を縮めることがあるとされています。
目の前に川があると、つい汲んで使いたくなります。
ですが石はストーブの心臓部なので、ロウリュに使う水は不純物の少ないものを選んでください。
当店も、水風呂は荻の草川ですが、ロウリュに使う水は水道水です。
ロウリュの湿気は、ストーブ本体の傷み方にも関わってきます(テントサウナの薪ストーブの選び方)。
川の水は使っていません。
「川サウナなんだから、ロウリュも川の水では」と思われることがあるのですが、そこは分けています。
川は水風呂と外気浴のためのもので、石にかける水とは役割が違う、という考え方です。
4. 外の森の匂いと混ざる
これは屋外ならではで、私は面白いところだと思っています。
森の中なので、もともと木や土や川の匂いがあります。
季節によって匂いが変わるのかとよく聞かれますが、うちの場合は、夏でも秋でもひと言でいって森の匂いです。
荻の草川のまわりは一年を通してその匂いで、そこが屋外サウナのいちばんの贅沢だと思っています。
そこに強い香りを重ねると、せっかくの外の匂いが消えてしまうことがあります。
だから屋外では、香りは控えめのほうが気持ちいいのではないかと考えています。
木の系統(白樺・森林・ヒノキ)を推しているのは、外の匂いとぶつかりにくいからです。
最後に、この章について正直に書いておきます。
当店ではアロマを使っていますし、お客さまにも選んでいただいています。
ただ、ここに書いた3つは、香りの残り方を計測して比べたものではありません。
テントサウナと薪ストーブをシーズン中はほぼ毎日扱っている人間の見立てとして読んでください。
サウナでアロマを使うときのマナーと注意
香りは、自分が思っているよりも周りに届きます。
だから使う場所によって、気をつけることが変わります。
公共のサウナ・銭湯では、持ち込みのロウリュはできないと考えてください。
セルフロウリュができる施設でも、かけていいのは施設が用意した水だけ、というところがほとんどです。
設備に油分が付くこと、他のお客さんに香りが届くこと、この2つが理由です。
どうしても使いたい場合は、施設に確認してください。
確認せずに使うのは、やめておきましょう。
貸切・個室でも、一言確認すると安心です。
貸切だからといって、何をかけてもいいわけではありません。
ストーブや石は施設のものなので、持ち込みの可否は予約時に聞いておくのが確実です。
同行者の体質にも配慮してください。
香りは、好きな人と苦手な人がはっきり分かれます。
複数人で入るときは、かける前に一声かけてください。
肌が弱い方、妊娠中の方、小さなお子さんがいる場合は慎重に。
精油は植物から抽出された成分が濃縮されたものです。
皮膚や目に刺激を感じることがあると、各社が注意書きに記載しています。
心配な場合は使わない、という判断で構いません。
健康効果を期待しすぎないでください。
香りに関しては、リラックスできると言われる、集中しやすいと言われる、といった話をよく見かけます。
ただ、それが誰にでも当てはまるわけではありませんし、私は医療の専門家ではありません。
この記事では、香りは「サウナの時間を自分好みにする道具」として紹介しています。
サウナのアロマオイルについてよくある質問
ロウリュ用のアロマは、使い方を間違えると設備を傷めます。
買う前・使う前によくいただく質問を、ここにまとめました。
精油との違い、分量、自宅での使い方の順に答えます。
サウナ用アロマと普通の精油は違うものですか?
作られた目的が違います。
サウナ用は、熱い石にかけて蒸気にすることを前提に、香りの立ち方や濃度が調整されています。
一般的な精油は、ディフューザーやお風呂など、常温〜お湯の温度での使用を想定して作られています。
精油をサウナで使うこと自体は可能ですが、そのぶん薄め方は自分で気をつける必要があります。
無印良品や100円ショップのアロマオイルはサウナで使えますか?
無印良品のものは使えます。
というより、当店で実際に使っているのが無印良品のひのきとラベンダーです。
無印良品の公式サイトで、天然成分100%の精油であること、学名・抽出部位・抽出方法・原料の産地まで公開されているので、判断がつくからです。
一方で、100円ショップのものはおすすめしません。
「アロマオイル」と書かれていても、天然の精油ではなく合成香料を使った芳香剤である場合があります。
合成香料を高温にしたときに何が起きるかは、作り手も想定していません。
見分け方はひとつです。
成分表示に「天然精油100%」「エッセンシャルオイル」と明記されているかどうかを見てください。
書かれていないものは、サウナで使わないでください。
なお、専用品と違って薄め方の目安が書かれていないので、分量は自分で管理する必要があります。
この記事の「アロマオイルの使い方」の章を参考にしてください。
原液をそのままサウナストーンにかけてはいけないのですか?
かけないでください。
各メーカーが、水で薄めて使うようにと明記しています。
濃すぎると目や鼻に刺激が来ますし、精油には引火点(火が近づくと燃え出す温度)があります。
種類によっては30℃台のものもあるので、熱した石にそのままかけるのは避けるべきです。
1回にどれくらい入れればいいですか?
商品によって違うので、まずは自分が買ったものの表示に従ってください。
サウナ専用品なら「キャップ何杯で水何リットル」と書かれています。
無印良品のような一般の精油には表示がないので、目安が必要になります。
ひとつの基準として、300〜500mlのお湯に1〜5滴という基本レシピが公開されています。
参考までに当店では、桶の水に10滴以上、しっかり目に入れています(屋外で香りが抜けやすいためです)。
最初は少なめから始めて、足りなければ足す、という進め方が失敗しません。
香りは後から減らせないので、濃くしすぎないのがコツです。
公共のサウナに持ち込んで使えますか?
基本的にできないと考えてください。
セルフロウリュができる施設でも、かけていいのは施設が用意した水だけ、というところがほとんどです。
どうしても香りを楽しみたい場合は、サウナハットやタオルに吹きかけるミストタイプ(この記事の4位)が現実的です。
これなら施設の設備に触れませんし、香りも自分の周りだけに留まります。
ロウリュとアウフグースは違いますか?
違います。
ロウリュは、熱した石に水をかけて蒸気を出すこと、またはその蒸気そのものを指すフィンランド語です。
アウフグースは、その蒸気をタオルなどで扇いで、人に熱風を送るドイツ発祥のサービスを指します。
日本では「ロウリュ」がアウフグースの意味で使われていることもあるので、施設の案内を読むときは少し注意してください。
言葉の成り立ちはサウナの起源とは?で詳しく書いています。
ロウリュに使う水は、水道水でいいですか?
水道水で問題ありません。
というより、水道水のような不純物の少ない水のほうが向いています。
硬水や川の水はミネラルや不純物を含むので、サウナストーンが目詰まりして石の寿命を縮めることがあるとされています。
当店も水風呂は荻の草川ですが、ロウリュに使う水は水道水です。
川サウナであっても、石にかける水は分けて考えてください。
石そのものをいつ替えるかは、サウナストーンの交換時期(粉と白さで判断した話)にまとめています。
テントサウナでも使えますか?
使えます。
薪ストーブの上にサウナストーンが載っていれば、室内のサウナと同じようにアロマ水をかけられます。
ただしテントは石の量が限られるので、一度にかける量は控えめにしてください。
かけすぎると香りより先に温度が下がります。
「ととのう」ために、アロマは必要ですか?
必要ありません。
アロマは、サウナの時間を自分好みにするための道具です。
なくてもサウナは十分に気持ちいいですし、香りがないほうが集中できるという方もいます。
「あると少し楽しい」くらいの位置づけで考えていただくのがちょうどいいと思います。
開封後、どのくらいもちますか?
商品によって違いますが、精油は光と熱で劣化しやすいものです。
遮光の瓶に入っているものが多いのは、そのためです。
直射日光の当たらない涼しい場所で保管し、サウナ室に置きっぱなしにしないでください。
香りが変わったと感じたら、無理に使い切らないほうがいいと思います。
ミキタオサウナでアロマオイルは使えますか?
使えます。
そもそも当店では、こちらで3種類をご用意しています。
無印良品のひのき、同じく無印良品のラベンダー、そして小国杉のエッセンシャルオイルです。
このうちラベンダーは無料でお使いいただけるので、遠慮なくお申しつけください。
ちなみに、いちばん多く選ばれているのもラベンダーです。
ひのきと小国杉をご希望の場合は、ご予約時か当日にお声がけください。
完全貸切なので、その日の気分で好きな香りを選んで、ご自分のタイミングでロウリュしていただけます。
お持ち込みも歓迎です。
お気に入りの1本があれば、遠慮なく持ってきてください。
ご予約時にひとことお知らせいただければ、薄める分量やかけるタイミングもご案内します。
アロマオイルとヴィヒタ、どちらがフィンランドらしいですか?
体験としてはヴィヒタ、続けやすさではアロマオイルです。
ヴィヒタは白樺の枝を束ねた本物なので、見た目も香りも本場に近いです。
ただし使える回数が限られますし、季節によっては手に入りにくくなります。
アロマオイルは、いつでも同じ香りを、少ない手間で出せます。
まずアロマオイルから始めて、慣れてきたらヴィヒタを試す、という順番がおすすめです。
阿蘇の森の匂いごと、持ち帰ってほしいから

この椅子に座って、目の前の森を見ている時間のことを考えながら、この記事を書きました。
アロマオイルは、なくても困らない道具です。
高いものを買う必要もありませんし、香りがなくてもサウナは十分に気持ちよくなります。
それでも私がこの記事を書いたのは、香りが記憶と結びつく道具だと思っているからです。
家で白樺の香りを立てたときに、あのときの川の冷たさや、木々の音を思い出す。
そういう使い方ができるのが、サウナのアロマの面白いところだと思っています。
ミキタオサウナは、テントの中でしっかり温まったあと、荻の草川の水風呂と森の外気浴で過ごす、完全貸切のアウトドアサウナです。
阿蘇の森は、何も足さなくてもいい匂いがします。
季節でがらりと変わるわけではなく、いつ来ても森の匂いです。
だから、まずはその匂いのまま入ってもらっても構いません。
そのうえで香りを足したくなったら、ひのきかラベンダーか、隣町の小国杉か、好きなものを選んでロウリュしてください。
小国杉を選んだ方が、家に帰ってからもう一度あの香りを嗅いで、川の冷たさを思い出す。
そういう時間の残り方をしてくれたら、こんなに嬉しいことはありません。
貸切での過ごし方は阿蘇で貸切サウナに入るならにまとめています。
持ち物で迷っている方は川サウナの持ち物リストもあわせてご覧ください。
頭を熱から守る道具を探している方は、サウナハットおすすめランキング10選で選び方をまとめています。
阿蘇でテントサウナ×川の水風呂を体験してみたい方は、ミキタオサウナの予約ページから空き状況を確認してみてください。
なお、施設やグランピングへのテントサウナ導入をご検討の事業者さまは、お電話(070-2033-1867)でご相談を承っています。
阿蘇の森で、ととのう。
MIKI TAO SAUNAは、熊本・阿蘇の自然のなかで楽しむ完全貸切のアウトドアサウナ。川のせせらぎと森の外気浴で、五感からととのう体験を。
完全貸切・2時間制/サウナマット・フェイスタオル・サンダルの貸し出し込み

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