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「サウナサンダルって、わざわざ買うものなんだろうか」
サウナに通い始めると、一度は引っかかるところだと思います。
先に結論をお伝えします。
ミキタオサウナに来られるお客さまに関して言えば、買わなくて大丈夫です。
サンダルは料金に含まれていて、お貸ししているからです。
ただ、それとは別に、私が営業日に毎日気にしている場所があります。
川へ下りる20段の階段では、これまで滑って転んだ方はいません。
滑るのは、川に入るときです。
しかも私が見ている限り、滑っているのはサンダルを履いたまま入られたときです。
つまり、うちで足元の危なさを減らす一番の方法は、道具を買うことではありません。
川に入るときに、サンダルを脱ぐことです。
この記事では、阿蘇でテントサウナと川の水風呂をやっている私が、サウナサンダルが要る場面と要らない場面を分けてお伝えします。
そのうえで、それでも屋外用に1足持ちたい方のために、何を見て選べばいいのかを3つに絞って書きます。
読み終わるころには、自分が買うべきかどうかがはっきりするはずです。
阿蘇の森で、ととのう。
MIKI TAO SAUNAは、熊本・阿蘇の自然のなかで楽しむ完全貸切のアウトドアサウナ。川のせせらぎと森の外気浴で、五感からととのう体験を。
完全貸切・2時間制/サウナマット・フェイスタオル・サンダルの貸し出し込み
結論:ミキタオに来られる方は、サウナサンダルを買わなくて大丈夫です
理由は単純で、料金に含まれているからです。
ミキタオサウナのレンタルには、サウナマット・フェイスタオル・サンダルの3点が入っています。
追加料金はかかりません。
川の中も、裸足で入っていただけます。
荻の草川は、溶岩の一枚岩の上を水が流れている形の川です。
ごろごろした石を踏むような川底ではないので、足の裏が痛くなることがありません。
ただし、足が痛くならないことと、滑らないことは別の話です。
ここは後の章で詳しく書きます。
マリンシューズや川用の靴も、うちに来られる分には必要ないとお伝えしています。
このあたりはサウナの持ち物リスト(アウトドアサウナ編)に、レンタル品の一覧と一緒にまとめています。
正直に言うと、この記事で商品を紹介する前に、まずここをはっきりさせておきたいと思いました。
自分の店で「要りません」と言っているものを、別の記事で売るのは筋が通らないからです。
20段の階段で滑った方は、これまでいません
うちの作りを先にお伝えします。
テントサウナと外気浴のチェアは上にあって、川は階段を20段下りた下にあります。
テント・チェアと川は、はっきり離れています。
そしてこの階段には、手すりがありません。
両側に竹が立っていますが、あれは道の縁取りで、つかまるためのものではありません。
しかも、お客さまは川から上がったあと、体を拭かずにそのまま20段を上がってこられます。
屋内のサウナなら、水風呂を出て体を拭いて、数歩先の椅子に座ります。
うちには、その「数歩」がありません。
濡れた足で、濡れた階段を20段上がる。
条件だけ並べると、いかにも危なそうに見えると思います。
ですが、これまで階段で滑って転んだ方はいません。
理由は、たぶん単純です。
ご案内のときに、私が毎回「滑りやすくなっています」とお伝えしているからです。
先に言われていれば、人はゆっくり下ります。
道具より、この一言のほうが効いているというのが、正直なところです。
サウナのあとの過ごし方そのものは、アウトドアサウナの入り方に時間と回数の目安を書いています。
実際に滑るのは、川に入るときです
では、うちで足を滑らせる場面がないかというと、あります。
川に入るときです。
これは階段ではなく、水に足を入れるその瞬間の話です。
荻の草川は、溶岩の一枚岩の上を水が流れています。
この「一枚岩」というのが、二つの顔を持っています。
ごろごろした石がないので、足の裏は痛くなりません。
一方で、平らな岩の上を水が流れ続けているので、足がかかりにくい面でもあります。
石と石の隙間に足を差し込んで踏ん張る、ということができないわけです。
足が痛くならないことと、滑らないことは別だ、と先に書いたのはこのためです。
水深は10cmほどで、流れも穏やかです。
深みに引き込まれるような川ではありません。
それでも、入る瞬間だけはゆっくり足を置いてください。
そこだけが、うちで唯一「足元に気をつけてほしい」場所です。
滑っているのは、サンダルを履いたまま入られたときです
もう一段、細かい話をします。
私が見ている限り、川で足を滑らせているのは、サンダルを履いたまま川に入られたときです。
裸足で入られた方が滑ったところは、見ていません。
理由は自分なりに考えていて、足の裏が直に岩に触れていれば、そのまま面で乗ることができます。
ところがサンダルが1枚挟まると、岩と接しているのはサンダルの底になります。
そこに水が入ると、足とサンダル、サンダルと岩の二か所でずれることになります。
これは私の見立てで、測って確かめたことではありません。
ただ、対策そのものははっきりしています。
川に入るときは、サンダルを脱いでください。
道具を買う必要はありませんし、これがいちばん確実です。
サンダルは、川の際に置いておいていただければ大丈夫です。
なお、水温は2026年8月に私が15回測って、平均22.4℃でした。
いちばん近い個別の記録では、8月5日の午前10時に気温27℃、水温24℃です。
私自身は、いまのレンタルを見直したほうがいいと考えています
これは店の中の話を、そのまま書きます。
いまお貸ししているのは、甲に幅の広いバンドが1本あるだけの、いわゆるつっかけ型です。
厚みのあるスポンジ状の素材でできていて、脱ぎ履きはとても楽です。
鼻緒はありませんし、かかとを留めるものもありません。
つまり、この記事で私が「避けたほうがいい」と書いた形そのものです。
自分の店の貸出品なので、正直に書いておきます。
ここで、底の写真を見ていただきたいです。

溝は、しっかり刻んであります。
つるつるの底ではありません。
それでも、川に入るときには滑ります。
ここが、私にとって一番はっきりしたところでした。
底の溝が足りないから滑っているのではない、ということです。
滑っているのは、足とサンダルの間だと思っています。
いまお貸ししているサンダルで、大きな問題が起きたことはありません。
ただ、滑っているのがサンダルを履いたときだと分かってくると、貸しているもの自体を見直したほうがいいのではないかと考えるようになりました。
私がいま良さそうだと思っているのは、次の2つです。
鼻緒のある、ビーチサンダル型のもの。
足の指で鼻緒を挟めるので、サンダルが足からずれにくくなります。
もう一つは、踵までしっかり留まるもの。
こちらは、かかとが浮かない分だけ足と一体になります。
方向としては同じで、足とサンダルがずれないことを私は重く見ています。
底のグリップより先に、まずここだと思っています。
まだ切り替えてはいませんし、試した結果でもありません。
あくまで、現場を見ていての私の見立てです。
道具を変えるより先に、川に入るときに脱いでいただくほうが確実だというのもあります。
もし切り替えたら、履き比べた結果をこの記事に追記します。
「サウナサンダル」で検索して出てくるものは、屋外向きではありません
これは記事を書くにあたって実際に確認したことです。
2026年8月時点で、Amazonで「サウナサンダル」と検索すると、上位に並ぶのはほとんどが室内用のシャワーサンダルやベランダサンダルでした。
軽くて、乾きが速くて、脱ぎ履きが楽なもの。
これは屋内の施設なら、たしかに正解です。
浴室から休憩スペースまで、平らな床を数十メートル歩くだけだからです。
ですが、うちのように濡れた斜面と20段の階段があって、その先が濡れた一枚岩という場所では、話が変わります。
軽くて脱げやすいものは、下りで足から離れます。
底が平らなものは、濡れた岩の面をつかんでくれません。
「サウナ用」と書いてあるかどうかと、屋外で使えるかどうかは、別の話だということです。
実際、サウナ向けとして売られている商品の説明文にも「室内履き」と書かれているものがあります。
売り方が間違っているのではなく、想定している場所が違うだけです。
屋外で選ぶなら、見るところは3つだけです
道具の話は細かくすると切りがないので、うちの現場で意味があると感じている点に絞ります。
1. 足とサンダルがずれないか
いちばん大事なのはここだと思っています。
階段の下りで足からサンダルが離れると、そのまま踏み外しにつながります。
濡れた岩の上でも同じで、足とサンダルがずれると踏ん張りが効きません。
留め方は2通りあって、どちらでも構わないと思っています。
踵まで留まるタイプは、かかとが浮かないぶん足と一体になります。
鼻緒のあるタイプは、足の指で挟めるので、水の中でも足から離れにくくなります。
避けたほうがいいのは、鼻緒もかかとの留めもない、つっかけ型(スライド型)です。
足を乗せているだけなので、濡れると簡単にずれます。
同じビーチサンダル型に見えても、鼻緒があるかどうかで別物だと考えてください。
2. 濡れた面でグリップするか
底のパターンが深く刻んであるもの、水を逃がす溝が切ってあるものを選んでください。
つるっとしたフラットな底は、濡れた木や石の上ですべります。
「防滑」と書いてあっても、想定が室内の床か屋外の岩場かで意味が変わるので、底の写真を見て判断するのが確実です。
ただし、これを1番目に置いていないのには理由があります。
うちの貸出品は溝がしっかり入っていて、それでも川では滑るからです。
底だけ良くても、足がサンダルの上でずれてしまえば意味がありません。
順番としては、1番の「ずれないか」が先です。
3. すぐ乾くか
濡れたまま車に積んで帰ることになるので、乾きの速さは効きます。
EVA樹脂や合成繊維のものは水を含みません。
布や革が使われているものは、乾くまで時間がかかります。
この3つを満たすと、サウナ以外の川遊びやキャンプでもそのまま使えます。
逆に言うと、サウナ専用として買う必要はほとんどありません。
条件に合うものを4つ挙げます
上の3つを満たすものから選びました。
数を並べても選びにくくなるだけなので、性格の違うものを4つだけにしています。
先に断っておくと、ここで挙げるのは「踵まで留まるタイプ」が中心です。
鼻緒のあるタイプも同じくらい良いと考えているのですが、探してみて分かったことがあります。
2026年8月30日にAmazonで「鼻緒 サンダル アウトドア 滑り止め 川」と検索したところ、上位に並んだのはベランダ用のサンダルや室内用のスリッパでした。
鼻緒と、屋外向けのしっかりした底とを両立している商品が、ほとんど見つかりません。
鼻緒のサンダル自体はあるのですが、底は室内向けのものが多いという状態です。
そのため、いま手に入るもので選ぶなら踵が留まるタイプのほうが確実だと判断しました。
価格と評価は2026年8月30日に確認した時点のものです。
変わることがあるので、購入前にご確認ください。
かかとの固定を最優先するなら:KEEN NEWPORT H2
かかとと甲の両方が固定される作りで、つま先にもガードがあります。
濡れた階段の上り下りを考えると、この形がいちばん安心できます。
評価は5つ星のうち4.4、レビューは20,852件です(2026年8月30日時点)。
価格は約13,090円と安くはありませんが、川遊びや登山でもそのまま使えます。
軽さも欲しいなら:KEEN CLEARWATER CNX
上のニューポートH2を軽くしたような位置づけのモデルです。
かかとは固定されたまま、重さが抑えられています。
評価は5つ星のうち4.4、レビューは4,418件、価格は約13,000円です(2026年8月30日時点)。
荷物を軽くしたい方は、こちらのほうが合うと思います。
KEEN CLEARWATER CNX をAmazonで見る
脱ぎ履きの速さを取るなら:MERRELL ハイドロ モッククロッグ
かかとのストラップを前に倒すと、サンダルのように履けるクロッグ型です。
水を含まない素材でできていて、丸洗いできます。
評価は5つ星のうち4.3、レビューは244件、価格は約6,506円です(2026年8月30日時点)。
階段の下りではストラップをかかとに回して使ってください。
MERRELL ハイドロ モッククロッグ をAmazonで見る
サウナ用として売られているもの:SAUNA REPUBLIC クロッグサンダル
サウナ向けをうたっている商品です。
軽くて速乾で、価格は約2,108円と手に取りやすい水準です。
ただし、商品説明には「室内履き」と書かれています。
そしてかかとを留めるものがない形なので、この記事で挙げた1つ目の条件を満たしません。
評価は5つ星のうち3.8、レビューは33件と、判断材料もまだ多くありません(2026年8月30日時点)。
屋内の施設で使う前提なら選択肢に入りますが、うちの川の岩を想定して選ぶなら、私は上の3つをおすすめします。
「サウナ用」と書いてあるものが、そのまま屋外向きとは限らない例として挙げました。
SAUNA REPUBLIC クロッグサンダル をAmazonで見る
阿蘇の森で、ととのう。
MIKI TAO SAUNAは、熊本・阿蘇の自然のなかで楽しむ完全貸切のアウトドアサウナ。川のせせらぎと森の外気浴で、五感からととのう体験を。
完全貸切・2時間制/サウナマット・フェイスタオル・サンダルの貸し出し込み
それでも、多くの方は買わなくていいと思っています
ここまで商品を並べておいて何ですが、私の実感をそのまま書きます。
サウナサンダルを買ったほうがいいのは、次のような方だと思います。
自分の足に合ったものを履きたい方。
貸し出し品を人と共有するのが気になる方。
サウナだけでなく、川遊びやキャンプにも行く方。
いろいろな施設に足を運んでいて、足元の条件が読めない方。
逆に、年に数回サウナに行く程度なら、施設のレンタルで足ります。
うちに来られるだけなら、なおさら要りません。
道具を増やすより、サウナハットは必要?で書いたことと同じで、まず借りて試してから決めるのがいちばん失敗が少ないと思っています。
よくある質問
サウナサンダルと普通のサンダルは違うものですか?
明確な規格があるわけではありません。
一般に「サウナサンダル」として売られているのは、軽くて乾きやすい室内用のサンダルです。
屋外のアウトドアサウナで使うなら、この記事で挙げた3つの点(かかとの固定・濡れた面のグリップ・乾きの速さ)で選ぶほうが確実です。
ミキタオのレンタルサンダルは、追加料金がかかりますか?
かかりません。
サウナマット・フェイスタオル・サンダルの3点は、料金に含まれています。
バスタオル(200円)と水着(300円)だけ、当日その場でお借りいただく形です。
川の中はサンダルのまま入りますか?
裸足で入っていただけます。
荻の草川は溶岩の一枚岩の上を流れているので、足の裏が痛くなるような川底ではありません。
水深も10cmほどです。
ただし、平らな岩の上を水が流れている形なので、入る瞬間に足が滑ることがあります。
私が見ている限り、滑っているのはサンダルを履いたまま入られたときです。
川に入るときは、サンダルを脱いでください。
そのうえで、急がずにゆっくり足を置いていただければ大丈夫です。
2026年8月は私が15回測って、平均22.4℃でした。
いちばん近い個別の記録では、8月5日の午前10時に気温27℃、水温24℃です。
川で滑ってケガをした人はいますか?
大きなケガの例はありません。
階段で転んだ方も、これまでいません。
ご案内のときに毎回「滑りやすくなっています」とお伝えしていて、それでほとんど防げているというのが実感です。
マリンシューズは買ったほうがいいですか?
うちに来られる分には必要ありません。
川底が一枚岩なので、足を守る目的では出番がないためです。
石がごろごろした川に入る施設に行かれるなら、そこでは意味があります。
サンダルとサウナ用の靴下、どちらがいいですか?
屋外では、靴下だけで歩くのはおすすめしません。
濡れた木や石の上では、布地はほとんどグリップしないためです。
外を歩く場面があるなら、サンダルのほうが安全です。
こんな人に、ミキタオでのんびりととのってほしい
サウナサンダルは、絶対に必要な道具ではありません。
ミキタオに来られるなら、サンダルはお貸ししますし、川の中は裸足で入っていただけます。
それでも足元の話をこれだけ書いたのは、うちが階段を20段下りた先に、濡れた一枚岩の川があるという、少し変わった作りをしているからです。
濡れた足で20段を上がってくる時間まで含めて、ここでの外気浴だと思っています。
1組ごとの完全貸切なので、急かされることはありません。
階段はゆっくり下りて、川の際でサンダルを脱いで、裸足で水に入る。
体を冷やしたら、また上がってきて森の中で座る。
そのくらいの速さで過ごしていただけたらと思っています。
当日の流れは貸切サウナとはに、仕組みのほうは阿蘇の川サウナとは?にまとめています。
阿蘇でテントサウナと川の水風呂を体験してみたい方は、ミキタオサウナの予約ページから空き状況をご確認ください。
阿蘇の森で、ととのう。
MIKI TAO SAUNAは、熊本・阿蘇の自然のなかで楽しむ完全貸切のアウトドアサウナ。川のせせらぎと森の外気浴で、五感からととのう体験を。
完全貸切・2時間制/サウナマット・フェイスタオル・サンダルの貸し出し込み

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