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「川サウナ」って、川に入るだけの水風呂サービスなの?
それとも、川の中にサウナ室があるの?
名前だけ聞くと、意外とイメージがわかない方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、川サウナは「サウナ本体はテント、水風呂と外気浴が天然の川と森」という組み合わせのことです。
この記事では、阿蘇でテントサウナ×天然水風呂を提供しているミキタオサウナの店主である私が、仕組みと実際に体験した感覚をお伝えします。
あわせて、水風呂に使っている荻の草川の水温を、2026年8月に15回測った実測でお伝えします。
読み終えるころには、「川サウナが自分に合いそうか」がイメージできるはずです。
阿蘇の森で、ととのう。
MIKI TAO SAUNAは、熊本・阿蘇の自然のなかで楽しむ完全貸切のアウトドアサウナ。川のせせらぎと森の外気浴で、五感からととのう体験を。
完全貸切・2時間制/サウナマット・フェイスタオル・サンダルの貸し出し込み
川サウナとは?テントサウナ+川の水風呂のアウトドアサウナ
川サウナとは、テントサウナを持ち込み、水風呂と外気浴に天然の川や森を使うアウトドアサウナのスタイルです。
サウナ室そのものが川の中にあるわけではありません。
温まる場所はテント、冷える場所とととのう場所が川と森、と分担していると考えるとわかりやすいです。
ミキタオサウナでは、施設のすぐ脇を流れる「荻の草川」を水風呂として使っています。
ミキタオサウナの場合、テント内は薪ストーブで温めていて、薪の量によって温度を調整しています。
体感としては100度近くまで上がることもあります。
一般的なサウナ施設のドライサウナに近い、しっかりした熱さです。
「テントサウナ」「アウトドアサウナ」「川サウナ」という言葉は、現場でもほぼ同じ意味で使われます。
呼び方に迷ったときは、どれで検索しても近い情報にたどり着けると考えて大丈夫です。
荻の草川の水温は、2026年8月に15回測って平均22.4℃でした
川サウナを考えている方が一番気にされるのは、水の冷たさだと思います。
数字がないと判断しづらいので、うちで実際に測った記録をそのまま出します。
2026年8月、水風呂に使っている荻の草川の水温を15回測りました。その平均が22.4℃です。
測ったのは私たち運営側で、どこかから引いてきた数字ではありません。
1回だけ測った数字だと、その日がたまたま暑かったのか涼しかったのかが分かりません。
15回ぶんの平均にしているのは、そのためです。
15回ぶんの記録を、そのまま出します
平均だけをお見せしても、判断しづらいと思います。
測った15回を、日付と時刻ごとにそのまま並べます。
現地の気温も、水温と同じタイミングでその場で測ったものです。
| 日付 | 時刻 | 天気 | 熊本市の気温 | 現地の気温 | 荻の草川の水温 |
|---|---|---|---|---|---|
| 8月5日(水) | 10:00 | 晴 | 31℃ | 27℃ | 24℃ |
| 8月8日(土) | 07:00 | 曇 | 29℃ | 22℃ | 21℃ |
| 8月9日(日) | 07:00 | 晴 | 28℃ | 22℃ | 21℃ |
| 8月11日(火) | 07:00 | 晴 | 28℃ | 24℃ | 21℃ |
| 8月12日(水) | 08:30 | 晴 | 28℃ | 24℃ | 19℃ |
| 8月13日(木) | 08:30 | 晴 | 28℃ | 24℃ | 21℃ |
| 8月14日(金) | 08:30 | 晴 | 26℃ | 22℃ | 21℃ |
| 8月18日(火) | 10:00 | 晴 | 31℃ | 29℃ | 24℃ |
| 8月19日(水) | 14:00 | 晴 | 36℃ | 29℃ | 26℃ |
| 8月22日(土) | 09:00 | 晴 | 28℃ | 23℃ | 22℃ |
| 8月24日(月) | 09:00 | 晴 | 30℃ | 24℃ | 22℃ |
| 8月26日(水) | 09:00 | 晴 | 31℃ | 24℃ | 22℃ |
| 8月27日(木) | 14:00 | 晴 | 36℃ | 29℃ | 26℃ |
| 8月29日(土) | 09:00 | 晴 | 31℃ | 27℃ | 24℃ |
| 8月30日(日) | 09:00 | 晴 | 28℃ | 23℃ | 22℃ |
水深は毎回およそ10cmで、流れは穏やかです。
いちばん低かったのが8月12日の19℃、いちばん高かったのが8月19日と8月27日の26℃でした。
同じ8月のあいだに、7℃も動いています。
「夏の川は何℃ですか」と聞かれて、ひとつの数字でお答えできない理由がこれです。
なお、15回のうち13回が晴で、雨がらみだったのが2回(8月8日と8月26日)でした。
その2回も21℃と22℃で、雨で特に下がってはいません。
この水温の動きが、テントサウナを買う方の水風呂選びにどう効くかは、テントサウナの水風呂(川・タンク・簡易バスを比較)に書きました。
朝いちばんと昼過ぎで、水温が5℃ちがいます
この15回を、測った時間帯で分けてみると、はっきり差が出ました。
| 測った時間帯 | 回数 | 平均 | 幅 |
|---|---|---|---|
| 7:00〜8:30 | 6回 | 20.7℃ | 19〜21℃ |
| 9:00〜10:00 | 7回 | 22.9℃ | 22〜24℃ |
| 14:00 | 2回 | 26.0℃ | 26℃ |
朝7時台は20℃前後、昼過ぎは26℃です。
ここから言えそうなのは、朝いちばんの枠と夕方の枠では、川の冷たさがかなり違うということです。
ただし、測った日そのものも違います。
時刻だけでこう決まる、と言い切れるほどの回数は測っていません。
ここは私の見立てとして受け取ってください。
そのうえでお伝えすると、しっかり冷えたい方は9:30の枠、水が冷たすぎるのが不安な方は12:30以降の枠、という選び方はできると思います。
枠は9:30〜11:30、12:30〜14:30、15:30〜17:30の3つです。
熊本市より、現地は5.1℃低いです
同じ15回で、熊本市の気温も並べて記録しました。
熊本市の平均が29.9℃、現地の平均が24.9℃でした。
その差が5.1℃です。
車で上がってくるだけで、これだけ変わります。
阿蘇に着いた時点で、すでに涼しいと感じていただけるはずです。
22.4℃は、屋内の水風呂よりぬるい数字です
屋内サウナの水風呂は、16〜18℃前後に保たれている施設が多いです。
数字だけ並べると、荻の草川は5℃前後ぬるいことになります。
ただ、実際に入ると、その数字ほどぬるくは感じません。
理由は2つあると考えています。
1つは、川の水が止まらないことです。
槽の水風呂だと、じっとしていれば体のまわりに少し温かい層ができます。
流れている川では、その層ができません。
もう1つは、水深が約10cmしかないことです。
全身が沈まないので、濡れた肌が空気に触れ続けます。
濡れた肌から水が蒸発するときに、熱が奪われていきます。
この2つがあるので、22.4℃でも十分に冷えます。
川での過ごし方や、何分入るかの考え方はアウトドアサウナの入り方に詳しく書いています。
10月から冬の水温は、まだ測っていないので書きません
正直にお伝えすると、まとまった数字として出せるのは8月の15回だけです。
9月は2026年9月2日の午前10時に1回だけ測っていて、そのときは26℃でした。
1回きりなので「9月の平均」とは書けませんが、少なくとも9月に入って下がってはいませんでした。
この1回の測定と、秋に来られる方向けの話は9月の川サウナは寒い?(阿蘇で測った水温と服装)にまとめています。
10月も11月も、冬も、まだ測っていません。
測っていない数字を「たぶんこのくらい」と書くのは簡単ですが、それをやると、ここに並べた数字が全部あてにならなくなります。
9月以降も測り続けて、月ごとの水温がそろった時点で、この章に足していきます。
いまお伝えできるのは、川の水温は季節と天候で動くということと、雨のあとは流れも変わるということまでです。
実際に体験してわかったこと
正直に言うと、仕組みを説明だけ聞いていたときは「川なんて、ただ冷たいだけでは」と思っていました。
ですが、実際に体験してみると、想像していた以上に冷たく感じました。
テントの中でしっかり温まったあとだからこそ、川の冷たさが際立つのだと思います。
テント内は薪の量で温度を調整できるので、そのときどきで熱さの感じ方が変わるのも川サウナらしいところです。
薪がはぜる音や匂いも、電気サウナにはない雰囲気を作っています。
外気浴の時間は、森林浴をしているような感覚でした。
川の音や木々の中で過ごす時間は、街のサウナ施設では味わえない体験だと感じています。
森の中の外気浴が屋内とどう違うのかは、森の中の外気浴は何が違うのかで、聞こえる音と会える生き物まで書いています。
「ととのう」という感覚には個人差があると言われていますが、私自身は自然の中でリラックスできた実感がありました。
屋外の外気浴は日差しや風の影響を直接受けるので、髪の乾燥やのぼせが気になる方はサウナハットは必要?いらない人向けにのぼせ・髪へのメリットを解説もあわせてご覧ください。
外気浴に使う椅子については、サウナチェアおすすめ8選で、うちで使っているものと、屋外で使うときの選び方をまとめています。

ミキタオサウナの川サウナの特徴
ミキタオサウナは、熊本県阿蘇市一の宮町にあるアウトドアサウナ施設です。
完全貸切・2時間制で、他のお客さんと時間が重ならないのが特徴です。
貸切サウナという形式そのものについては、貸切サウナとは(個室サウナとの違いと料金相場)で解説しています。
料金は1名の場合、平日7,700円・休日8,800円から。
4名利用の場合は平日11,000円・休日12,100円からとなっています(お盆期間は休日料金+1,100円)。
小学生未満は無料、小学生は1,500円、中学生以上は通常料金です。
利用枠は9:30〜11:30/12:30〜14:30/15:30〜17:30の3枠で、集合は開始15分前です。
サウナマット・フェイスタオル・サンダルはレンタルに含まれているので、手ぶらに近い形で参加できます。
当日の持ち物については川サウナの持ち物リストで詳しく紹介しています。
集合から解散までの2時間が実際どう進むかは、阿蘇で貸切サウナに入るなら|完全貸切で過ごす2時間の流れで時間ごとに書いています。
※料金・営業日・レンタル内容は変更されることがあります。
最新情報は必ず予約ページ(RESERVA)でご確認ください。

阿蘇の森で、ととのう。
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川サウナのよくある質問
川サウナは、まだ体験したことのない方がほとんどのスタイルです。
ご予約前のお問い合わせで実際に多い質問を、ここにまとめました。
言葉の違い、川の冷たさと安全面、季節のことを順に説明します。
川サウナ・アウトドアサウナ・テントサウナは何が違うんですか?
現場ではほぼ同じ意味で使われています。
「テントサウナ」はサウナ室の形式、「アウトドアサウナ」は屋外で行うサウナ全般、「川サウナ」は水風呂・外気浴が川であることを指す言葉です。
ミキタオサウナは、この3つすべてに当てはまるスタイルです。
天然の川は冷たすぎませんか?危なくないですか?
私が体験したときは、思っていた以上に冷たく感じました。
水風呂に使っている荻の草川は、施設の水風呂と違って水温が管理されているわけではないため、季節や天候によって冷たさが変わります。
無理に長く入らず、体調に合わせて自分のペースで楽しむことをおすすめします。
もうひとつ、水の冷たさより気をつけていただきたいことがあります。
外気浴スペースから川へは、手すりのない階段を20段降ります。
濡れた足で上り下りすることになるので、急がずに、一段ずつ降りてください。
足腰に不安のある方や、小さなお子さまとご一緒の方は、ご予約の前にお電話(070-2033-1867)でご相談ください。
川の水温は何℃ですか?
2026年8月に15回測った平均で、22.4℃でした。
そのうち8月5日の午前10時は、気温27℃・水温24℃です。
屋内の水風呂(16〜18℃前後)よりぬるい数字ですが、流れがあることと、水深が約10cmしかないことで、数字ほどぬるくは感じません。
9月は9月2日の午前10時に1回だけ測っていて、26℃でした(9月の川サウナは寒い?に書いています)。
10月以降はまだ測っていないので、測れしだいこの記事に足していきます。
「ととのう」ってどういう感覚ですか?
サウナ・水風呂・外気浴を繰り返すことで得られるリラックス感を指す言葉として使われています(「整う」と表記されることもあります)。
感じ方には個人差があり、必ず得られると保証されるものではありません。
私自身は、外気浴での森林浴のような時間に、心地よさを感じました。
夏以外でも楽しめますか?
季節によって川や森の景色、水の冷たさの感じ方が変わるため、夏以外の時期も違った魅力があります。
ただし、例年1〜3月は休館となっています。
訪れる時期の営業状況は、事前に予約ページ(RESERVA)でご確認ください。
おわりに
川サウナは、「テントでしっかり温まって、荻の草川と森でととのう」という、施設のサウナとは違う体験です。
自然の中で過ごす時間そのものを楽しみたい方に、気持ちよくととのってもらえたらと思っています。
このスタイルは、実はフィンランドの原始的なサウナにも通じるところがあります。
興味のある方は、サウナの起源とフィンランドから日本への伝来の歴史もあわせてご覧ください。
2人で川サウナに入りたい方は、熊本でカップルにおすすめのサウナで、当日の流れと持ち物をまとめています。
自分でもテントサウナを持ちたくなった方は、テントサウナおすすめ10選で、薪ストーブ込みの選び方と価格の相場をまとめています。
熊本のほかのサウナと比べてみたい方は、熊本サウナの穴場8選で、水風呂の水を基準に選び分けています。
熊本市内から日帰りで来たい方は、熊本市内から日帰りで阿蘇サウナ(そば街道と鍋ヶ滝)に1日の流れをまとめています。
阿蘇で川サウナを体験してみたい方は、ぜひミキタオサウナの予約ページから空き状況を確認してみてください。
阿蘇の森で、ととのう。
MIKI TAO SAUNAは、熊本・阿蘇の自然のなかで楽しむ完全貸切のアウトドアサウナ。川のせせらぎと森の外気浴で、五感からととのう体験を。
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コメント
コメント一覧 (3件)
[…] テントサウナ×天然の水風呂の仕組みについては、阿蘇の川サウナとは?の記事で詳しくお伝えしています。 阿蘇で体験してみたい方は、ぜひミキタオサウナの予約ページから空き状況を確認してみてください。 […]
[…] 川が水風呂になる仕組みそのものが気になる方は、阿蘇の川サウナとは(テントサウナ×天然水風呂)もあわせてどうぞ。 […]
[…] 川がそのまま水風呂になる仕組みそのものが気になる方は、阿蘇の川サウナとは(テントサウナ×天然水風呂)もあわせてどうぞ。 […]